お客様からの応援歌

拝啓
この度の東日本大震災に遭われ、心からお見舞い申し上げます。皆様の一日も早い復興をお祈り申し上げます。

弊社尼崎印刷として何か被災地の皆様のお役に立てないかと思案した結果、いわゆる「余り紙」でノートを作成し、送り届けることにしました。現地にて引き受けと配布を快諾してくださいました蟇目様には厚く御礼申し上げます。

私どもは１６年前に阪神淡路大震災を経験し、その節は全国の皆様よりご支援いただきました。また、個人的には身内が義捐金をいただきました。あの時のご恩を報いるには今しかないと思いつつも、何をするのか決められないでおりました。そんな中、被災地で文具品が不足しているという話を報道で知りました。そこで弊社では、ノートなら作れるのではないかと思いつき、またタイミングの良いことに、日本グラフィックサービス工業会を通じて阿部謄写堂さんとお知り合いになり、私どもがノートを作れば引き受けていただけることになりました。以上のような経緯でノートを送らせていただくことになりました。

弊社は書籍印刷を得意とする印刷会社ですので、余った上質紙と書籍用紙がたくさんありました。これらを本文に使っております。また、表紙の紙は、誤手配で倉庫に眠っていたれザックつむぎです。
表紙の猫は私の実家で飼われている「ゴン（♂）」です。イラストは私の妻が描いてくれました。ノートの作成に関わった全員に意義を説明し、被災地への思いを一つにして作業しました。「ゴン」も同じ思いを抱いていると信じています。

不出来物ではございますが、是非、被災地の子供達が笑顔を取り戻す一助になればと願っております。
大変なご苦難の中、くれぐれもご自愛下さいませ。
敬具

２０１１年７月５日
尼崎印刷株式会社
田 治 宏 敬

謹啓
先日はお忙しいところを私のためにお時間を割いて頂きまして、ありがとうございました。

訪問の際、あたたかい言葉をかけていただき、今後の就職活動に向けて、また頑張ろうという気持ちが湧きました。短い時間でしたが、このような機会をいただけたことに感謝申し上げます。

まずはお礼を申し上げたくお便りいたしました。御社のご発展と蟇目様のますますのご活躍をお祈り申し上げます。ありがとうございました。
敬具